インプラント治療をお考えになった方が、初めて医院を訪れてからインプラントが完成(上部構造の設置)するまでの流れを紹介します。なお、医院によって来院回数は異なる場合があります。また、ご症状によっても異なることがあります。
多くの医院では、最初の診察は相談がメインになります。簡単な診察を行う医院もあります。
まず、正しいインプラントの知識を患者さんが持つことから患者さんと先生との信頼関係がスタートします。 また、インプラントの治療説明だけではなく、患者さん自身の現在のお口の状態についても十分に話し合い、理解を深めていきます。
なぜ歯を失ってしまったのか、歯を失うことでどういった影響が出るかなどを説明や、他の治療法と迷われている方にはインプラントとの違いをお話します。 |

治療前に聞いてみたいことがあったら、ぜひカウンセリング時に聞いてみましょう。 先生との信頼関係は今後の治療を進める上で大変重要です。
また、院内の雰囲気や、受付などの応対から感じられた印象にも注意してみましょう。 |
診療一回目でのお話は一般的なご説明が多くなりますが、二回目の診察ではより患者さんの症状に合ったお話をします。
問診、触診、レントゲン写真、 お口の中の模型、お口の中の写真を参考にして、インプラント治療に適した症状か、また、どういった治療方針や治療の進め方にするかを話し合います。

来院一回目で簡単な診察を行った場合、二度目の来院で「治療計画書」や「スケジュール表」を患者さんに渡している医院もあります。
インプラントを長持ちさせるために、インプラント治療の前に虫歯や歯周病の治療を行うことがあるので、おおよその治療の日程を先生にうかがってみましょう。 |
触診やレントゲン写真では分からない詳細をCTスキャンで検査します。CTスキャンは提携する大学病院などで検査することがあります。費用は30,000円前後です。

この検査が非常に重要です。ここで先生は診断・治療計画を立てます。 |
インプラントをより長持ちさせるために、インプラント治療の前に別の治療を行うことがあります。主に、歯周病(歯槽膿漏)の治療や虫歯の治療などです。
また、自己流のブラッシング方法により清掃が不十分になるケースが多いので、ブラッシング指導を行っている医院もあります。

インプラント治療を行う周囲は、特に清潔にしておく必要があります。
|
通常検査や精密検査の結果、十分な骨量・骨幅がないと診断された場合には、インプラント埋入の前に補助的な手術が必要になります。
十分な骨量や骨幅がないと、インプラントを埋入するスペースがありません。そのため、スペースを確保するための治療を行います。
主な補助手術(詳細についてはリンクをクリックしてください)
・骨移植による骨造成「GBR」
・組織誘導再生「GTR」
・上顎洞底挙上術「サイナスリフト」
・「ソケットリフト」
・顎堤増大術
・骨移植「ボーングラフト」
その後インプラント手術までは4〜6ヶ月待ちます。
※ただし、インプラント埋入と同時に行うこともあります。 |
人工歯根を埋め立てる手術です。
埋め立ててからインプラントが骨に固定されるまでは安静期間を置きます。
上顎の場合、約6ヶ月安静させます。
下顎の場合、約3ヶ月安静させます。

※一本あたりの埋入時間(ドリルで削る時間)は3分程度です。
※安静期間中に仮歯を入れることができますので、普段通りの生活を送ることができます。 |
埋め込んだインプラントの頭出しをする手術です。
これは1次手術と違って歯肉を少し切開するだけですので、痛みはほとんどありません。

手術時間はおよそ30分です。
インプラントのメーカーによっては二次手術のないケースがあります。
|
アバットメント交換
二次手術後、一週間くらい経ってからアバットメントを装着します。アバットメントとは義歯の土台となるものです。 |
インプラント体(人工歯根)が完成したら、上部構造を作ります。
| 型どり |
1〜2週間 |
上部構造を作るため歯型をとります |
| かみ合わせの記録 |
2週間 |
かみあわせの状態を調べます |
| 冠の適合チェック |
約1週間 |
上部構造の適合チェックとかみ合わせのチェックをします |
| 装着 |
- |
いよいよお口の中へ装着します |
|
1ヶ月後 >> 3ヶ月後 >> 3ヶ月後
※メンテナンスの期間は患者さんのお口の中の状況により異なります。
※その後、年に3〜4回の定期検診が必要です。
※医院により、5年から10年の保証期間を設けています。 |
|
|